議会報告

令和7年決算審査特別委員⑯

社会実験カワノバについて

2025.10.03

質問

多摩川河川敷登戸地区広場周辺の新たな利活用に向けた社会実験カワノバについて伺います。
本市では、小田急電鉄と連携しながら、令和4年度より、多摩川の利活用社会実験「登戸・多摩川 カワノバ」を実施しましたが、令和6年度までの主な取組内容と成果並びに課題について伺います。

答弁

(建設緑政局長)
カワノバにつきましては、令和4年8月から、登戸地区広場やその周辺のバーベキュー利用者等によるごみの投棄等の課題改善や水辺のにぎわいの創出などに向け、社会実験として実施している取組でございまして、地域団体や企業等と連携し、バーベキュー事業やスポーツ体験教室などを行い、地域の認知度やイベント満足度等を把握するとともに、事業性の確保などについて検証を行っているところでございます。成果といたしましては、イベント等を通じたにぎわい創出や、ごみ拾い活動による管理水準の向上等でございまして、地域の方々からも好意的な意見をいただいております。
課題といたしましては、一部の利用者により周辺の道路等において喫煙やスケートボードによる走行等の迷惑行為が行われていることでございまして、カワノバやその周辺において注意啓発看板を設置するとともに、スケートボード利用団体と連携し、チラシの配付や呼びかけ等を実施しております。次に、令和6年度までの社会実験の取組につきましては、にぎわい創出等の一定の成果はあったものの、継続的な事業性の確保に向けた効率的な人員配置や、新たな活用方法の検討が必要であると総括したところでございます。

質問

令和7年度からは、新たな利活用に向けた社会実験カワノバの運営事業者を公募しましたが、公募した理由と、これまでの社会実験に対して小田急電鉄はどのように総括しているのか伺います。

答弁

(建設緑政局長)
事業者募集を公募に切り替えた理由につきましては、継続的な事業性の確保に向けては、小田急電鉄と本市の2者で事業を運営するよりも、カワノバエリア全体の運営事業者を公募することでより効率的、効果的に運営することができると判断したためでございます。

質問

大雨予報が出るたびに、川崎市北部スケートボード協会が中心となり、可動式セクションを撤去しています。千葉県松戸市の河川敷に設置したスケートパークでは、構造物としてコンクリートのセクションを設けています。登戸地区のコンクリート広場にも撤去不要なセクションを設置することの見解と課題を伺います。

答弁

(建設緑政局長)
カワノバのコンクリート広場は、多目的な利用を目的として国から占用許可を受けて整備した施設でございまして、セクションを設置することは、広場の利活用の幅が狭まることや、増水時の安全性の確保などが課題と考えております。

質問

社会実験は今年度で終了し、令和8年度以降、長期間の民間事業者等の活力導入を図る見込みですが、時期を含め、その実現性、また、社会実験の結果をどのように反映させていくのか、課題を含めて伺います。

答弁

(建設緑政局長)
今後の民間活力導入の取組につきましては、利用マナー等の課題について改善を図りながら、引き続き事業性の確保などについて確認を行うとともに、国と協議調整を進め、河川空間のオープン化なども視野に、令和8年度以降のにぎわいのある水辺空間等の創出を目指し、取組を進めてまいります。