12月７日の定例会で代表質問に登壇しました。

質問

町内会・自治会活動応援補助金の申請状況等について伺います。

先日、全町内会連合会創立60周年記念大会が行われ、多くの方々が、住民自治に寄与されたとのことで表彰されました。時代が移り変わる中でも、人と人との温かいふれあいを大切に、自助公助の精神で、日々活動に取り組まれている方々に心より敬意と感謝を申し上げます。本市も、町内会・自治会の活動、我が会派の長年の要望活動を理解し、本年7月1日から、町内会・自治会活動の活性化に向け、活動応援補助制度が始まりました。先ず、現在の申請受付状況と、運用にあたって、町内会・自治会から寄せられる意見を含め、課題があれば伺います。

各区で行われた説明会では、補助対象経費となる事業と、対象外となる事業の線引きが理解できず、事業毎の可否に関する質問が多く挙がりました。次年度以降は、本制度を活用した事業の実績が積み上がっていきます。町内会・自治会が互いにどういった事業を、本制度を活用して取り組んだのかが、情報共有できる仕組みがあれば、活動の維持・拡大等、本来の目的に沿った団体同士の相乗効果が見込めます。今後の取組に関する見解を伺います。

答弁

当該補助金につきましては、申請の最終期限を12月28日としており、現在も申請及び相談を受け付けているところでございますが、11月末時点の申請件数は、対象団体651団体中242件、申請金額は約7560万円でございます。

新型コロナウイルス感染症の影響により、行事等の中止など本格的な活動再開には至らない状況もあって、現状の申請率が約37%にとどまっていることから、各区において、未申請の町内会・自治会に対し、再度、申請の御案内を行っているところでございます。

また、新たな補助制度を活用した好事例等を共有することは重要であると考えておりまして、全町内会連合会と市民自治財団との共催により、開催してきました研修会の場や地域情報誌等を活用するとともに、新たな仕組みにつきましても検討してまいりたいと考えております。