議会報告

令和6年6月21日一般質問①

JR稲田堤駅について

2024.06.21

質問

JR稲田堤駅の橋上駅舎化が完成し、先日、記念式典が行われ、市長をはじめ議長、そして地元の方々や地元委員と共に完成式典が執り行われました。改めてすばらしい駅を感謝申し上げたいと思います。過去の議会で伺いましたが、連絡通路エスカレーターに関して、6時以前、23時以降の供用の必要性について、見解と対応をまずは伺いたいと思います。

答弁

(まちづくり局長)
稲田堤駅自由通路のエスカレーターの運用時間につきましては、現在、6時から23時までの運用となっております。運用時間の延長につきましては、夜間の利用状況や市内の自由通路等におけるエスカレーターの運用状況などを踏まえながら、引き続き関係局と調整してまいりたいと考えております。

質問

これも過去の議会で伺いましたが、改札口の自動改札でベビーカーが通りやすい拡幅改札口がありません。本市の見解と対応を伺いたいと思います。

答弁

(まちづくり局長)
自動改札口につきましては、通常幅の自動改札口を通過しにくいベビーカー及び車椅子の利用者につきましては、幅広の有人改札口を御利用いただくようお願いしているとJR東日本より伺っております。なお、拡幅改札口の設置等につきましては、同社から、設備更新のタイミング等を捉え設置について検討してまいりたいと伺っております。

質問

ありがとうございます。検討していただけるようになったということで受け止めたいと思います。過去の多摩区マスタープランなどにおいて、鉄道による地域分断に対して、橋上駅舎化が地域分断を解消するという表現が見受けられます。今回の稲田堤駅の連絡通路完成によって地域分断は解消されたのか、見解を伺います。

答弁

(まちづくり局長)
橋上駅舎化等の取組につきましては、平成21年度に策定した南武線駅アクセス向上方策案に基づき、鉄道による地域分断の改善と踏切を横断する利用者の安全の確保等、駅へのアクセス性の向上に向け、進めているものでございます。このたびの稲田堤駅自由通路の全面使用開始に伴い、歩行者は踏切を渡らずに線路を横断できるようになったことから、鉄道による地域分断につきましては改善したものと考えております。

質問

多摩区連絡協議会にて、連絡通路北側には170平米ほどの空間がありまして、ここに花壇などの設置をするという意向が初めて示されたわけなんですけれども、現在の計画の詳細を伺いたいと思います。また、地元町会等へのヒアリングなどは行われたのか伺います。また、地元の声を聴く必要性について伺いたいと思います。

答弁

(まちづくり局長)
自由通路北側の歩行者空間につきましては、検討段階では、隣接する水路との間に高低差が生じることが想定され、安全性や景観の視点などから植栽等の設置を検討していたところでございます。現在、自由通路完成後の現地測量等を行っているところでございますので、現地の状況を改めて精査するとともに、整備に当たりましては、地域の御意見を伺いながら、安全で安心な歩行者空間となるよう取組を進めてまいります。

上原

ありがとうございます。地域分断についての見解がどうも行政のほうと分かれておりまして、いわゆるデッキがあることで踏切を渡らずに踏切の両側を行き来できるということを地域分断の解消という言葉で表現されているんですけれども、地元の人がそれを使っているのをどうも見たことがないので、駅のアクセス性の改善というのは、もう抜本的に改善されたのでよくなったなと思っているんですが、そこについては、今の稲田堤駅の話というよりは、引き続き中野島でも同じようなことが起こるということであれば、地域分断の定義と、それによって誰が利益を享受するのかということをしっかり定義してやっていただいたほうがいいのじゃないのかなと思います。
少なくとも、稲田堤駅で得られた知見というものをほかの駅で生かさないと、一連の行政の事業としてはもったいないなと思いますので、そこの点をお願いしたいなと思います。あと、広場なんですけれども、市長も藤倉副市長も御覧いただいたと思うんですけれども、すぐそばに水路の幹線が通っておりまして、これの扱いはとても難しいです。さらに中野島側に行くと、なぜかこれは道路として使われているところもあったり、いわゆる整理がしっかりできていないところがたくさんありますので、そこにつながっているということで、慎重な事業の進め方をしていただきたいなとお願い申し上げたいと思います。

これは稲田堤駅と京王稲田堤駅ですね。橋上駅舎化前の臨時改札の乗換えのための通路がこの青い色です。

これが臨時改札じゃなくて、橋上駅舎化して両方ともエスカレーターがちゃんとついた、階段がついたということで、こっち側のルートが復活しています。

ただ、これというのは1本だけじゃなくて、この通り方であったりとか、ちょっとマニアックなんですけれども、こういう通り方もあって、これを並べてみると4通りの行き方があるわけなんですよね。これに対して道路がついています。

ここの辺にちょっと問題が起こっているので、認識していただきたい。これですね。橋上駅舎化前というのは、そもそも論で、北側にしか改札がなかったので、今、青い線は踏切をまたがなきゃいけなかったです。上の3本は変わらないですね。これが改善するので、済みです。解決しました。無理な踏切横断というのは解消した。

では次、何かというと、復活したのは、この南北に走っているのが観光道路なんですけれども、この観光道路を無差別横断してしまうんですよね。要は、横断歩道をつけることもできず、信号もつけられず、どうやって交通指導したらいいものかがとても難しいところで

もう1個、ここも通っていただいたと思うんですけれども、不整形交差点で、要は2回道路をまたぐような形で歩行者が通らなきゃいけないということ自体は変わっていないので、ここら辺を次の課題意識として、このまちの改善についての提案とかを申し上げていきたいなと思います。