議会報告

令和7年決算審査特別委員会⑨

市の詐欺への対策について

2025.10.03

質問

市職員をかたる詐欺への対策について伺います。先月より国勢調査が始まり、全国的にも詐欺への注意喚起がなされています。また、市職員等をかたった詐欺事件についても長期的に、そして全国的に増加基調にあり、本市においてもその傾向はとどまる気配はありません。
本市職員をかたる詐欺への対策としては、サンキューコールかわさきあるいは区役所に確認した後、警察に通報すべしとの見解が平成24年に示されていますが、現在もなおその対応が適切なのか、近年の犯罪の発生状況やその内容についての傾向を踏まえ、見解を伺います。

答弁

(市民文化局長)
令和6年中の市内における特殊詐欺の発生状況等につきましては、認知件数309件、被害額約11億1,400万円となっており、全国的にも増加傾向で、公的機関の職員や警察官をかたる手口をはじめ、SNSを悪用した投資詐欺など、犯行手口は一層複雑化、巧妙化しております。
これらの詐欺被害を防止し、安全・安心な市民生活を確保するため、かわさき防犯アプリ「みんパト」による、神奈川県警察から情報提供された特殊詐欺の前兆電話等が多発している地域への注意喚起や、高齢者向けの迷惑電話防止機器の無償貸与、市ホームページ等を通じた啓発などに取り組んでいるところでございます。

質問


特定の部署の職員をかたったケースについて、サンキューコールかわさき、あるいは区役所総合案内に架電し、どのように、誰が責任を持って確認するのか、また、確認が取れるまでにどの程度の時間や労力を想定すればよいのか伺います。
また、警察に相談した場合、市の職員の協力が必要ですが、このプロセスはどのように行われるのか、また、スムーズに行われているのか、これまでの実施状況を伺います。こうした犯罪件数の増加基調を踏まえ、犯罪被害に先んじた相談が可能であるサンキューコールかわさきのホームページ等への記載が必要ですが、見解と対応を伺います。

答弁

(市民文化局長)
サンキューコールかわさきや各区役所総合案内宛てに、市民等から不審電話を受信した旨の連絡があった場合は、警察へ通報するよう御案内しており、速やかに警察に情報が伝わることが、詐欺被害の発生防止に向けた対応として有効であると考えております。

質問

令和4年度から、我が会派も制定に向け推進してまいりました川崎市犯罪被害者等支援条例に基づき、本市では、犯罪被害に遭った方々のために相談窓口が設置されています。犯罪の疑われる案件に関しても市民の相談を受けることとすれば、サンキューコールかわさきでの対応、各区総合案内での対応よりも、犯罪についての知見に富んでいることから、市職員をかたる詐欺犯罪被害の未然防止に効率的、効果的であると考えますが、見解と対応を伺います。

答弁

(市民文化局長)
当該窓口の専門相談員につきましては、犯罪被害によって受けた身体的・精神的ダメージの軽減や二次被害の防止に向け、犯罪被害に遭われた方に寄り添った支援、サポートを行うため、精神保健福祉士または心理士の資格を有する者を任用しておりまして、支援対象は原則として被害届の確認をもって決定しているところでございます。一方で、犯罪が疑われる事案に関する相談等があった際には、相談者の不安解消と被害の未然防止が何より重要なことから、まずはしかるべき相談機関等を御案内するとともに、警察にも速やかに相談するよう働きかけを行っており、あわせて、関連する相談窓口を所管する関係局区と連携を図りながら、共通認識の下、同様の対応を行っているところでございます。今後も、個々の相談内容の状況に応じ、適切な対応を図ってまいります。