議会報告

令和7年決算審査特別委員⑭

京急川崎駅周辺地区整備方針について

2025.10.03

質問

行政が地元住民との対話を重視しながら取り組む姿勢は評価いたします。当事業を進めるには、当地区再整備に向けた当事業の中核をなすべき事業者による地元住民等への対応が重要です。その点について、昨年度の対応を行政としてどのように評価しているのか伺います。

答弁

(まちづくり局長)
事業者による地域との対話につきましては、継続的な意見交換に着手し、昨年度も3回の意見交換を行うなど、定期的な意見交換の場を設けるとともに、その後も様々なイベント等を通じて地域との対話を続けていることから、地域と連携した今後の取組に期待しているところでございます。

質問

川崎駅及び京急川崎駅は本市の玄関口、周辺街区は顔となる重要な地区です。コンセプトを共有し、一体的な再開発、シンボリックな街並みの形成を再三求めてまいりましたが、川崎駅周辺総合整備計画に向け、こうした指摘をどのように整理して臨んでいるのか伺います。

答弁

(まちづくり局長)
社会変容や新たな開発動向へ的確に対応する必要があることから、地域、事業者、関係者との丁寧な意見交換や情報共有、調整を図りながら、地区全体を一体的に捉え、駅東西のにぎわい創出や回遊性向上に寄与する取組として、関係局区とも連携し、多摩川の河川空間や道路の有効活用など、ハード、ソフトの両面から様々な検討を進め、広域拠点にふさわしい一層のにぎわいと魅力あるまちづくりに向けた検討を進めているところでございます。今後は、イベントを活用した意見募集やオープンハウス型の市民説明会など、多様な市民意見聴取を行いながら、今年度末の計画改定に向け取組を進めてまいります。

質問

昨年第2回定例会において、京浜急行電鉄株式会社の過去の再開発事業実績について、沿線における各事業や品川駅周辺の大規模再開発事業を例にし、株式会社ディー・エヌ・エーについては、スポーツを通じたまちづくりを取組実績として取り上げました。そして、両社共同の取組については、横浜市旧市庁舎街区活用事業に参画していることを挙げ、京急川崎駅周辺地区においても新たな連携による成果を期待しているとの意向を示しました。そこで、これまでの行政、地元住民、京急、ディー・エヌ・エーの4者による会合を踏まえ、両社による新たな連携に何を期待するのか、改めて副市長に見解を伺います。

答弁

(副市長)
市といたしましては、官民連携により、駅、まち、道、川一体となって、京急川崎駅から多摩川までのアクセス向上など、エリアのにぎわいや回遊性を高めるため、地域を一体的かつ戦略的に整備、利活用することが重要と認識しているところでございます。株式会社ディー・エヌ・エーと京浜急行電鉄株式会社による新たな連携につきましては、引き続き、地域、関係者との対話を重ねることにより、官民連携の川崎アリーナシティとして、川崎駅周辺全体にエリアのにぎわいや回遊性向上の効果が波及することを期待しているところでございます。

質問

昨年第4回定例会では、この京急川崎駅周辺地区を含めた川崎駅周辺総合整備計画の改定を令和7年度に予定しているとの答弁がまちづくり局長からありました。今まさにその作業のただ中にあり、今後、地元住民らの意見の吸い上げを行っていく段階です。こうした中、今定例会の冒頭にて、市長から、幸区のカワサキ文化公園のオープンに触れ、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」との連携を視野に入れた取組に意欲的な発言がありました。同プロジェクトは地元住民との信頼を築こうとしているところであり、行政担当者も整備計画の改定に当たって地域理解を深めようと奔走している最中にさきの発言を行った真意を市長に伺います。

答弁

(市長)
「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」におきましては、カワサキ文化公園と同様に若者文化を取り入れた取組が検討されていることから、培った人材やネットワーク、ノウハウ等を継承し、コミュニティの形成と若者文化の発信拠点としての機能を途切れることなくつないでいくことが重要であると考えております。こうした川崎らしい地域資源である若者文化の発信と川崎駅周辺におけるにぎわいや回遊性の向上の取組を地域と連携しながら進めることで、新たなエリア価値を生み出す相乗効果が得られるものと期待しているところでございます。