質問

既に指定管理者から予防策について詳細が示され、特に我が会派から提案した、保護者及び児童の利用するアプリの改良と運用法を示すところまで進んでいます。一方で、全国的にバスにおける児童置き去りが話題となる中、指定管理者との定期的な対話不足により、マニュアル更新が行われてこなかった点については、改善されていません。
今後の対応について、上下水道事業管理者に伺います。

答弁

(上下水道事業管理者)
今回の事案を踏まえ、プール発着時の車内点検や点呼を運転手に加えてプールスタッフも行うなどの見直しを行い、併せて運行マニュアルの改変も行ったところでございます。
今後につきましては、定期的なモニタリングなどにおいて、指定管理者と情報共有を図り、その都度必要な対策を講じさせるなど、利用者が安全・安心にスクールバスを御利用いただけるよう努めてまいります。

質問

指定管理者制度全般においても、時事的な課題を取り込んだマニュアルの適時更新も、全庁的に仕組み化する必要があると考えられます。総務企画局長に見解を伺います。

答弁

(総務企画局長)
各指定管理施設の運営改善にあたりましては、施設所管局区における定期・不定期のモニタリングによる課題の把握及び全庁的な情報共有が重要でございますので、今年度におきましては、各局区への指定管理者制度におけるコンプライアンスの徹底を周知する通知の中で、より実効性のあるモニタリングとなるよう必要な見直しを求めるとともに、先月18日には、庁内研修も実施したところでございます。
指定管理者制度の運用において、モニタリング等により明らかになった不適切な事象や、社会環境の変化等に伴い発生した課題につきましては、「選定等に関する手引き」を適宜見直し、対応しているところでございますので、今後も引き続き指定管理者制度の適時的確な改善に努めてまいります。