議会報告

令和5年9月13日代表質問⑦

川崎市総合計画について

2023.09.13

質問

「川崎市総合計画」第3期実施計画・令和4年度事務事業評価結果について伺います。
目標を上回って達成、目標をほぼ達成、の占める割合は全体の九割に迫り、コロナに悩まされた前年度から大幅な改善を見せています。既に3期目となる計画も折り返しに近く、目標の妥当性についてはこの間も再三、議論されて参りました。

行財政改革も量から質へと転換を遂げる中にあって、本実施計画も単なる指標の達成度のみならず、達成までの過程や問題の本質に目を向けることが求められています。

進行管理の全体概要には待機児童が例に挙げられています。成果指標としての待機児童数を踏まえ、認可保育所受入枠の拡大など着実に成果を上げてきた反面、廃園を余儀なくされる保育所や幼稚園における園児の減少。また、国の育休延長に伴い、申請者数が増加を見せる中にあって、既存の受入枠に空きが生じる逆転現象など、様々な要因が複合的に絡む中にあって、従来の目標だけに捉われていては本質を見失いかねない事例も散見されています。

また、道路行政にあっては既存の道路整備プログラムに基づく都市計画道路の進捗等が成果指標に挙げられていますが、用地取得を伴うものだけに目標年次を前に大幅な計画変更が生じるケースも見られるばかりか、通学路の安全対策や生活道路の快適化の為の用地買収は遅々として進まない現状は改善されて然るべきです。

事務事業の成果指標は各部門が自らの目標を定めたものですが、あくまでも役所側の都合であって、今日、寄せられる市民の声や本市が解決すべき課題の中には一部門に留まらず、複数の部門による対応が必要とされるものも含まれます。部門間の協調等について部局横断的な数値目標の設定や情報共有が求められますが、今後の対応を伺います。

答弁

(総務企画局長)
実施計画の政策体系につきましては、基本政策、政策、施策及び事務事業の4層構造としており、事務事業に位置付けられた取組を着実に推進することによって、部局横断的な取組が多い施策の実現を目指す仕組みとしております。

そのため、施策の評価に当たりましては、施策の所管課において、異なる部局が所管することもある、配下の事務事業の進捗状況や、取組の成果を示す指標等を取りまとめたうえで、総合的な評価を行うとともに、総務企画局におきましても、評価が適切に行われるよう、総合調整を図っているところでございます。

今後も、多様な課題解決に資するよう、令和6年度に実施する施策評価を通じて、同じ施策に位置付けられる事務事業の部局間の連携や情報共有を進めてまいります。