議会報告
令和5年9月13日代表質問⑱
かわさき多摩川マラソンついて
2023.09.13
質問
「かわさき多摩川マラソン」について伺います。
本大会の特徴は、等々力陸上競技場を中心に、多摩川河川敷を利用した、安全なコースを売りに、誰もが安心して楽しめるインクルーシブな大会として開催されるものであります。本年度は11月19日に開催予定となっています。
競技種目としては、これまでの6種目から、本年から8種目とし、幅広い市民層をターゲットとして、充実したメニューを揃えています。まず、本大会の特徴について伺います。
市民枠募集後、一般募集しましたが応募状況と本市市民の割合について伺います。
答弁
(市民文化局長)
今年度の大会の特徴につきましては、市制100周年記念のプレ大会として、車いす専用の部門や未就学児が親子で走ることができるファミリーラン部門、特別支援学校生徒の招待枠を新たに設けるほか、スペシャルゲストとして中村憲剛氏を、またアンバサダー兼ゲストランナーとしてYouTuberのHAGI氏をお迎えするとともに、ハーフの部と10kmの部には新たにペースメーカーを配置するなど、参加者の更なる満足度の向上を図り、誰もが楽しめる大会へとリニューアルし、開催するものでございます。
応募状況等につきましては、昨年度は約4,800人、定員の7割弱の申込みでございましたが、今年度は市民先行募集として2,417人、一般募集は締切り前ではありますが、9月7日現在で3,635人、合計で6,052人となっており、定員の8割を超える申込みをいただいておりまして、全申込者に対する市民の方の割合は約6割でございます。
質問
「令和4年度公益財団法人川崎市スポーツ協会経営改善及び連携活用の取組評価」の結果では「長引く自粛生活により競技離れなどから参加者数は定員に届かなかった」としています。法人及び本市の総括には、経営健全化策として、参加料の値上げをするなど収支改善を求めています。令和5年度の参加料については、例えば、ハーフマラソンで5250円に設定しています。値上げを検討する前に、大会の魅力向上に努め、参加者を増やそうとする努力を優先するべきと考えます。参加者の増員策について伺います。
答弁
(市民文化局長)
持続可能な大会運営に向けた取組につきましては、引き続き、経費の効率的な執行に努めるとともに、今後は、大会の実施状況やニーズ等を踏まえた事業内容の見直しに加え、更に魅力ある企画や効果的な広報について検討、実施することにより、年齢や性別、障害の有無などにかかわらず、誰もが楽しめるインクルーシブな大会として広く認知していただき、市制100周年のレガシーとして継承しながら、より多くのランナーの皆様から支持される大会となるよう取組を推進してまいります。