議会報告
令和7年決算審査特別委員会⑥
川崎国際環境技術展について
2025.10.03
質問
これまでの川崎国際環境技術展開催について、出展企業数、来場者数、商談件数、国際的な交流の実績など、具体的な成果をどのように把握し、評価しているのか伺います。
答弁
(経済労働局長)
技術展の実績につきましては、システムでの入場確認や、出展者及び来場者へのアンケート調査並びに開催後にヒアリングを実施することで把握しているものでございまして、昨年度は市制100周年の特別企画のイベントなどを実施し、出展者数が123団体、来場者数が2日間の合計で約5,050名、ビジネスマッチング数が805件、うち海外からは18か国、45名の方に来場いただき、出展者等と46件の面談を実施したところでございます。コロナ禍後、対面での開催を再開して以降、ビジネスマッチング件数や来場者数が増加しており、昨年度のアンケート結果においても、出展者のおよそ8割から、交流の成果について「とても満足」、「満足」との回答が得られるなど、多くの参加者にビジネス機会が提供できているものと考えております。
質問
今回の基本的考え方案では、農業者数、農地の減少がさらに加速するおそれへの危機感が全面に出たものとなっておりますが、減少がどこまで続くことが想定されているのか伺います。本市農業の持続には、農地保全と農産物を生産する農業者の存在が不可欠です。これを基に重点施策が掲げていく方向性が示されている点は評価しますが、各施策の進捗や施策自体が効果的に作用しているのかを適切に評価するためにも、定量的な目標が必要です。見解を伺います。
答弁
(経済労働局長)
直近10年ではそれぞれの減少率が低下傾向にあるところでございまして、さらなる減少の抑制に向けて、次期計画案に基づく施策に取り組んでまいります。次期計画期間の当初4年間に取り組む重点施策につきましては、農業者、農地の減少の抑制に向けた対応として、農業経営の基盤となる農業者と農地の確保に向けた農業経営を支える体制の強化、農地を未来にわたって確保する仕組みの充実を設定しているところでございまして、それぞれの施策内容を踏まえて、成果指標を調整しているところでございます。
質問
参加企業については、例えば大阪・関西万博の日本館では、本市に本社を構えるちとせ研究所が3分の1を担う規模で出展し、世界に向けて技術を発信しています。しかしながら、昨秋の川崎国際環境技術展には出展していませんでした。市内に拠点を置き、国際的に活躍する企業が地元の展示会に参加しない点について見解を伺います。
今後、市内企業が積極的に参画しやすくなるよう改善を要しますが、見解を伺います。
答弁
(経済労働局長)
市内に拠点を置き、活躍する様々な企業の皆様にお声がけをしており、製品、技術等の開発状況や経営上の戦略などによりタイミングが合わず参加を見送られる場合もございますが、出展だけでなく講演等で登壇いただくなど、市内企業の皆様が技術展に参加いただくことは大変重要であると認識しております。今年度におきましては、環境分野の最新動向や企業の取組事例などを知ることのできる講演とするなど、より多くの方々が会場に足を運びたくなる内容となるよう取り組んでいるところでございまして、今後につきましても、グローバルな社会課題解決に貢献するとともに、企業の持続的成長を支える柱となり得るメインテーマの設定や、そうした社会課題の解決につながる最新技術、企業の事業拡大や成長戦略の好事例の発信など、さらに市内企業の参画が広がるよう取り組んでまいりたいと存じます。
質問
展示会の見せ方について、東京では、SusHi Techと題して、文化と技術を組み合わせるなど、趣向を凝らした展示を行い、注目を集めました。川崎の技術展ではどのような工夫を行ったのか伺います。川崎の環境先進都市としての魅力をさらに高め、市民や国内外の来場者をさらに引きつけるために今後どのような趣向を凝らしていくのか、見解を伺います。
答弁
(経済労働局長)
技術展の開催目的である脱炭素社会の実現と持続可能な経済成長の両立を図るため、令和5年度の開催からビジネスマッチングに主軸を置いた形で実施しているところでございます。今年度におきましては、世界的に注目されているサーキュラーエコノミーをメインテーマとし、昨年度の市制100周年のイベントとして実施した協業と若者の取組を継続して、サーキュラーエコノミーに関するニーズを持つ企業と学生のアイデアを掛け合わせ、来場者等とのマッチングを実施するほか、来場者により注目いただくため、アップサイクルの製品などを一堂に会した特別展示を実施する予定としております。今後につきましても、こうした本市の強みを生かした企画により、参加者のビジネスチャンスの拡大につなげるとともに、本市の優れた環境技術が社会課題の解決につながるよう、様々な工夫を講じ、技術展の魅力を発信してまいりたいと存じます。