議会報告
令和1年9月26日決算審査特別委員会(まちづくり分科会 第2日)
緑化推進費のうち、緑化推進事業の決算について
2019.09.26
決算審査特別委員会(9月26日)で質問しました。
・緑化推進費のうち、緑化推進事業の決算の具体的な内容について
質問
8款6項1目緑化推進費のうち、緑化推進事業の決算の具体的な内容について伺います。
そのうち6割近くを占めた不用額について、その発生理由を伺います。
答弁
緑化推進事業の不用額については、主に緑化基金積立金の減によるもので、歳出予算額の1億5,000万円に対し、積立金としての支出済額は約3,300万円、執行率は約22%となっております。緑化基金につきましては、都市緑化推進事業に充てるため、個人や法人からの寄附金のほか、開発行為に伴い、開発事業者からの協力金を財源として積み立てを行っており、一定の予算を計上しているところでございます。
緑化基金積立金の予算については、過去の実績等を勘案して計上しておりますが、市内の開発行為の動向などにより、平成30年度は主に協力金が当初の見込みを下回ったため不用額が生じたものであり、他の年度においても予算どおりの積み立てが行えない場合もございます。
(上原)
本勘定においては、構造上、高確率で決算額の大きなぶれが発生すること、一方で、今年度、平成30年度においては、事業そのものは健全に執行されたということが確認されました。ただ、本件は踏みならされた質問でございまして、過去にも委員から、今回1億5,000万円を積んでいらっしゃいますけれども、例年予算額2億5,000万円だったものを1億5,000万円にして乖離を少なくしようという工夫がされたという経緯を伺っております。
このままでは毎年毎年同じ質問になってしまいますので、ぜひ大きな不用額の説明をするのに注記をしていただくであるとか、今後、効率よく健全性の検証を行うための補足説明の添付などの工夫がされればと感じております。