議会報告

令和1年9月26日決算審査特別委員会(まちづくり分科会 第2日)

自然保護対策費、緑地保全事業の取り組み状況について

2019.09.26

決算審査特別委員会(9月26日)で質問しました。

・自然保護対策費、緑地保全事業の取り組み状況について

質問

同様に不用額の多さについて、8款7項1目について伺います。自然保護対策費、緑地保全事業の平成30年度の取り組み状況についてでございます。

本事業は、先ほどの緑化推進費についての質問同様に、不用額の占める割合がおおよそ4割と高いのですが、その要因となった各事業について伺いたいと思います。

答弁

自然保護対策費の不用額につきましては、主に特別緑地保全地区等用地取得事業費において、用地取得費に充当する国庫補助金の認承減等によるものでございまして、そのほかには、特別緑地保全地区等整備事業費の工事費や業務委託費の入札差金などによるものでございます。

質問

ぶれの主因となったのは用地取得に関する国の認証状況ということで、国の認証の度合いによっては、特別緑地の買い上げを希望する土地所有者に資金的な影響が及ぶことが考えられます。

一方で、過去の取得用地の面積を見ますと、狭小地から比較的大きな林地までさまざまあろうかと思いますが、金額としては相当ぶれているんですが、何件の買い入れの申し出に対して何件が買い入れが可能であったのか、実施されたのか、また、それについての本市の見解を伺いたいと思います。

答弁

平成30年度につきましては、6件の買い入れ申し出に対して4件の取得を行ったところでございます。取得に至らなかった2件につきましては、1件は取得条件が整わなかったもの、残りの1件は、認承減を受けて、申し出者と買い入れ時期について調整を行い、今年度の取得に向け手続を進めており、申し出に対しておおむね対応できたものと考えております。

(上原)

本決算においては、件数ベースでは7割弱、少し長くかかっているものを除くと8割の実績がある、つまり市民の御要望にお応えできたのかなと考えています。決算議会でございますので、数字上で事業の健全性等の検証を行う場だということを踏まえますと、どちらかというと、これは金額ではなく件数で見たほうがいいような部分もあるかと思います。ぜひ今後、わかりやすい説明、補足がなされるように工夫を進めていただけますよう要望を申し上げたいと思います。