質問

５款７項５目、環境衛生費について伺います。コロナ禍の影響を色濃く受けた令和2年度の、食品衛生に関わる監視・指導の状況について伺います。

答弁

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、立入検査や 対面指導による感染リスク軽減、及び感染症業務支援に資するため、食品衛生監視員による監視指導は、優先度 を考慮した上で、一部を縮小して実施いたしました。

また、令和３年６月施行の食品衛生法改正による営業 許可業種等の再編や、ＨＡＣＣＰに沿った衛生管理の義 務化につきましては、チラシや手引書を事業者あてに郵 送するとともに、演習を含めたＨＡＣＣＰ講習会を計画 し、新型コロナウイルス感染症流行状況を踏まえ、やむを得ず中止した回もございましたが、開催時には感染対 策を十分に講じて実施し、事業者のＨＡＣＣＰ導入を支援いたしました。

質問

本年6月には食品衛生法が改正され、営業許可関連はおおむね簡素化された一方で、HACCPに沿った衛生管理が経過措置を終え、義務化されました。本市における今後の導入支援について伺います。

答弁

本年６月以降につきましては、事業者用に作成した「衛生管理計画書」のフォーマットを立入検査時に提供するとともに、食品衛生監視員が「ＨＡＣＣＰ確認票」を用いて導入状況を確認し、助言指導しているところでございます。

今後につきましては、導入状況をデータ化し、業種や施設規模に見合った衛生管理ができるよう分析し、より効果的な支援へと繋げてまいります。加えて、「ｅラーニング」を活用した講習会の実施や、市ホームページに現在掲載中の飲食店向け解説動画に他の業種用も追加配信し、窓口等でも視聴できるよう整備してまいります。

また、川崎市食品衛生協会による巡回指導や各種講習会における周知等、協会と連携協力しながら取組を進めてまいりたいと存じます。

（上原）

データ化し効率化すること、e-ラーニング、ホームページを十分活用すること、存分に進めていただきたいと思います。ただ、効率よく普及に努めても最後は人の手によるところが大きいと思います。協会としっかり連携の上、進めていただければと思います。

以上、4点、諸々の予防という観点から質問いたしました。