議会報告

令和5年3月6日予算特別委員会⑤

行政手続きのオンライン化について

2023.03.06

質問

2款2項7目、情報管理費に含まれるデジタル化推進費に関連して、行政手続きのオンライン化についてです。
本年1月の総務委員会でも報告がありましたが、その前月の私の一般質問で大方の考え方については理解しておりますので、一つの事例についての考え方を伺います。こども未来局の所管する3歳児健診の視聴覚検査における調査票です。

1次検査として、紙ベースの調査票を提出していただき、委託がスクリーニングし、対象児童の自宅に、2次検査の受診案内を送付し、2次検査を促す仕組みです。現況で、オンライン手続き化しない方向とのことです。原則全ての手続をオンライン化しようとする中、こども未来局から報告された理由と、当局への関与経緯について総務企画局長に伺います。

答弁

(総務企画局長)
市民サービスの向上と業務の効率化に向けて、来庁することなく、いつでも、どこからでもオンラインで手続ができるよう、原則オンライン化の実施に取り組んでいるところでございますが、法令等により、対面が必要な審査・指導・相談や、証拠資料の原本提出が必要な手続などにつきましては、オンライン化が困難であると見込んでおります。

3歳児健診の視聴覚検査における調査票につきましては、各区役所に来庁して健診を受診する際に、事前問診票等と併せて提出しており、健診では、歯科健診、身体計測、医師による診察のほか、相談等を行っていることから、現時点では対面による実施が必要となるため、オンライン化にはなじまないものと考えております。

質問

動き回る3歳児を抱えていると、できる限り必要な持参書類等は減らしたいのが親心ではないでしょうか?
また最新の屈折検査機器が配置され、実質的に2次検査のような機能を担っている以上、いまの時間のかかる1次検査のあり方には課題があると言わざるを得ません。オンライン手続き化し、事前に入力可能とし、屈折検査機器の結果を受け取る前にスクリーニング結果がわかるようにするホスピタリティが求められます。
またこれら手続きはオンライン化することでデジタル化し、入力手間、集計工数の節減にもつながる、まさにオンライン化対象といえます。
こども未来局長に見解を伺います。

答弁

(こども未来局長)
屈折検査機器は、1次検査におけるスクリーニングの精度を高めるために導入したものでございまして、事前に提出していただく調査票と併用することで、より丁寧な1次検査につながるものと考えているところでございます。

調査票の提出をオンライン化してあらかじめお送りいただき、評価したうえで1次検査に臨むことができれば、市民にとっては時間の短縮につながる効果があると考えられますが、調査票によるスクリーニングは専門職が行っており、必要時には専門の医師の見解を確認することから、その作業に一定の時間を要し、1次検査時にそうした手続きを完了させるためには、3歳児健診の受診案内の発送時期の大幅な変更が必要でございます。

さらに、尿検査の検体等現物や医師等が健診結果を記載する紙の診査票等とデータで提出される調査票が混在することによって、確認のために会場で市民を更にお待たせすることになるなど、現時点では現実的ではないと考えられるところでございます。
今後につきましては、より市民の負担の少ない健診手続等について、デジタル化も含め検討してまいりたいと存じます。