質問

3款1項6目、スポーツ推進費についてです。2月28日、多摩川沿いの学校法人渋谷教育学園が所有するテニスコートの市民利用開始がいよいよ公表されました。これまでの取組は過去の議会では理解しておりますが、令和5年度への予算計上内容について伺います。利用方法、利用料金、利用料金の算定方法について伺います。
今後のオンライン手続化への取り組みについても伺います。
また本施設が市民利用可能となることで、市内及び多摩区内のテニスコートの分布はどのように改善されたのか、伺います。

また今回は、市民文化局所管課が奮走し、利用可能施設をピックアップして、交渉にあたっていただきました。今後も民間等所有の遊休施設等の利活用の取組は有効と考えますが、見解と今後の取組を伺います。

答弁

(市民文化局長)
今回、新たに一般利用が開始されるテニスコートにつきましては、企業内スポーツ施設一般利用事業として、民間企業等の御協力をいただき、市内に所有するスポーツ施設や福利厚生施設について、当該企業等の利用に支障のない範囲で市民の一般利用にも提供していただくもので、本市予算への計上はございません。

利用方法につきましては、多摩スポーツセンターにおいて市内在住の10名以上の方による利用団体の登録をした上で、利用の申請をしていただき、当日、現地のクラブハウスで料金をお支払いいただく形としておりまして、利用料金は、テニスコート1面、2時間につき2,000円となっており、学校法人との協議の中で、近隣の類似施設の料金を勘案して算定したものでございます。

利用手続につきましては、運営開始後、利用状況や課題等を整理する中で、オンライン化も含めて、運営上の改善点について関係者間で意見交換をしてまいります。現在、本市が管理・運営するテニスコートは市内に

32面うち多摩区内は2面となっており、このほか、本事業で既に同区内の2面が利用可能となっておりまして、これに、このたび一般利用が可能となる6面を加えますと、市内で40面うち多摩区内は10面となります。市民の方が身近にスポーツに触れることができる環境を充実させることは、本市のスポーツ推進において重要なことと考えており、現在、市内にスポーツ施設等を所有する企業等への調査を行っておりますので、その結果を踏まえて、今後、本事業への協力について企業等に働きかけるなど、引き続き拡充に努めてまいります。