議会報告
令和5年6月21日代表質問⑦
港湾費・船舶新造事業費の債務負担額上限額について
2023.06.21
質問
港湾費のうち、船舶新造事業費の債務負担額上限額の引上げについて伺います。
既存の清掃船2隻の更新として、電気推進船の新造を行うものとして、令和5年第一回定例会にて、可決されました。今回補正は、前回提出されて、まだ4ヶ月しか経過していないにも関わらず、おおよそ2割の債務負担上限額の増額補正となります。増額された理由、前回提案額の正確性について、並びに今後の増額の可能性について伺います。
答弁
(港湾局長)
本事業は、川崎港の海面清掃を行う清掃船2隻について、令和5年度から令和6年度にかけて、電気推進船として更新するものでございます。
はじめに、債務負担行為補正の理由でございますが、昨年度末から、船舶新造の発注に向け、資機材の価格調査、新年度の労務単価の反映等を行い、予定価格の算出を行ってまいりましたが、資機材調達費や人件費の増により予算の不足が見込まれることが明らかとなったことから、債務負担行為の限度額を増額するものでございます。
次に、当初予算額の見積りにつきましては、予算要求時点の最新の市場価格や労務単価などをもとに算出したものでございます。
次に、今後の増額の可能性についてでございますが、資機材調達費や人件費等が著しく変動する場合には、建造費に影響する可能性もあると考えております。
今後とも、市場の動向を注視し適切な対応を図ってまいります。