議会報告

令和1年5月31日5月まちづくり委員会

鷺沼駅周辺再編整備について

2019.05.31

・鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針の策定及び取組の推進について

質問

基本方針本文にある「平成29(2017)年9月に、市全町内会連合会から「区役所・市民館・図書館の一部機能の移転を求める要望書」が提出されたことを皮切りに」ということなんですが、この要望というのは、先ほど他委員からもあったんですが、大きな数の声と捉えて、これをしっかり受けとめたという認識でまずよろしいかどうか、御回答願います。

答弁

そうです。こちらに記載していますとおり、鷺沼駅周辺の町内会、商店会長等で構成される推進協議会ですとか、市全町内会連合会という組織から出てきたというところでございますので、我々としましては市民の意見を代表された方から出されたという認識で捉えております。

質問

市民の一部の代表の方から声が上がったという認識ということで理解しました。

次に、これは1(1)-1、パブリックコメント募集についての4番の「御意見の内容と対応」というところで、下線が引いてあるところに「一部の御意見」という言葉が書いてございます。1(1)-1の、185ページある中の5ページ目です。ここで、重箱の隅をつつくわけではございませんが、パブリックコメントのうちの一部の御意見という理解でよろしいかと思っております。

この文言がなぜひっかかるかというと、先ほど来、多くの方々が御興味があるというか、大変影響を受ける話であり、客観性の担保というところが必要かと思いますので、一部の御意見と書いてしまうとちょっと問題があるのでは。また、アンケート調査の予定が今年度されているかと思いますけれども、部数が600ということですけれども、この600という数字は何か根拠があるのであれば教えていただきたいのですが、いかがでしょうか。

答弁

この今年度予定しているアンケート調査につきましては、新しい宮前市民館・図書館の基本計画の策定に向けたアンケート調査ということで、今回、住民基本台帳から無作為に抽出した600人ということで予定をしてございます。根拠といいますか、統計学的には、もしかしたら若干少ないという御意見はあるかもしれませんが、市民館・図書館に対する大枠の志向をつかむという内容のアンケートを行う予定でございます。その後、これとは別に市民館・図書館の利用者からのアンケート等々も行いながら、より客観的なデータを集めて市民館・図書館の基本計画に反映をしていくような分析をしてまいりたいと考えております。

(上原)

母数600で概観を捉えて、そのまま計画にいかれるという話になってしまったので、できれば希望としては、これだけ多くの市民の方がかかわっていることですので、理論武装というか、しっかりと客観性の高い母数を、特に年齢とか階層とか属性、他委員からもありましたけれども、特に地域性の問題を踏まえて、皆様には本当に平等な意見、こちらも他委員からもあったんですけれども、最大公約数をしっかりとるためにはしっかりとしたデータをとらないと、とても難しいことかと思いますので、一区民としては、そこの精査というか、母数600でやった後に再度アンケートをするなり、もしくは母数を改めていただくなり、また、アンケートの内容も、今回のパブリックコメントの内容をある程度反映したものをしっかりつくっていただいて、それで小さな声もしっかり汲み取っていただくような客観的で、かつ最大公約数も捉えながら小さな声も無視しないという手法のところを徹底していただきたいということを希望いたします。