議会報告

令和1年11月20日11月まちづくり委員会

京浜急行大師線連続立体交差事業の進捗状況等について

2019.11.20

令和1年11月20日11月まちづくり委員会で質問しました

質問

参考資料の青枠、「地下切替について」、自走式クレーンを導入することで事業費の縮減が図られるということなのですが、これは幾らぐらい下がるのでしょうか。

答弁

工法の変更による事業費の削減についてでございますが、先ほど申し上げたとおり、工期を延伸しております。現在、令和2年度、令和3年度に行う工事の精査をしておりまして、再度見積もりをとっている状況でございます。そのため、削減額については、そういった見積もり等が上がってこないと正確な数字がお伝えできない状況でございますので、もう少しお時間をいただいて精査をさせていただきたいというのが回答でございます。

質問

資料の「現在までの進捗状況」の1期①区間のところでは、物価高騰による事業費の増加が20億円、増と減のところが入り混じっているので、詳しく教えていただきたいです。

答弁

物価高騰によるものについては減額という要素はなく、昨今の経済状況で物価高騰が急激に進んでいる状況でございますので、現時点で示されている金額として20億円という提示がされてございます。この20億円に対しまして、今後協議を図りまして、事業費については正確な数字を求めていきたいと考えてございます。減額につきましては、先ほどの工程の見直しによる減額もございますので、そういったところも踏まえまして、さらに外的要因と申しますか、工事が進んでいる過程で、例えば沿線の土地利用が変わった関係で、防音の壁をつくる工事が追加されたり、あと、架設の資材の更新みたいなものが生じておりますので、そういったもろもろを含めまして精査させていただきたいというふうに考えてございます。

質問

事業期間の延伸と事業費の縮減をトレードオフしたというお話なのですけれども、どうやらそのお話のハンドルというか、裁量を持っていたのは京浜急行のほうなのかなという感じがする御報告だったので、それは本当に市民の御要望を反映したものなのか否かというところの御認識だけ教えていただきたいです。

答弁

確かに工事を進めているのは京浜急行電鉄でございますので、京浜急行と私どもで調整をしながら、工期であったり、工事の進捗みたいなものは検討させていただいている状況でございます。長い期間、工事をやっているので、なるべく早く工事をやるということは当然必要なことではあるのですが、やはり費用との兼ね合いもございますので、かなり工事費のほうも削減できることが推測されましたので、今回に関しては工期は延伸してしまいますが、工法の変更をさせていただいたことでございます。

(上原)

ちょっと言葉遊びになってしまうのですけれども、縮減効果のインパクトがわからないのに、その縮減効果を当てにして工期を延伸するというふうに聞こえてしまったので、次回の報告が予定されているようにお見受けするので、そのときまでには、金額が明確にこれぐらい縮減されたので工期の延伸は仕方なかった、という説明ができるぐらいには御報告内容を固めていただいたほうが、建設的な議論ができるのかなと思っております。